山を滑る勉強会(机上編)報告    text by coba

時は2月5日(火)ついに七横会主催「山を滑る勉強会」の日となった。
お昼過ぎから、前日山ボ研MLで流れてたArc searchを練習しいざ勉強会の準備へ。
立派な会場を見ていると参加者が来てくれるのかなんとなく不安となる。

参加者は約20名。当初予定していた人数を上回るうれしい誤算に少々緊張する。
まず参加者の自己紹介をしてみることに。
みんな緊張の面持ち。
やっぱり勉強会ならこのスタイルってことで、Retro-X best(通称ZZスタイル)
で行くが、会場に行くとスタッフ加賀も同じ服装。殴り合いの(笑)話し合いの後僕が着ることに決定。
しかし、なんと参加者にも同じスタイルが・・・。

ってことで半袖で司会するcoba。

まず講師高村真司氏より山に入ることの意味から始まり、雪崩、弱層、弱層テスト凍傷、低体温など、短い時間の中で非常にまとまった有意義なお話が聞けた。
特に2年前に起きた大日岳の事例には、単なる雪庇の崩落と認識していたためすごくぞっとする話であった。
やっぱり自然はすごい。

その後引き続き、装備の話へ。
こういう時に使うからこれは必要なんだ、という具合に
説明してくださったのでこれから購入される方には非常に評判がよかった。

最後に僕からビーコンの紹介や特徴、その他雪崩便利グッズの紹介を行った。
なんか話していると自分はどこかの営業マンか?と勘違いしてきた。
そして、ガイドとしての高村氏のザックの中身を紹介していただき勉強会は終了した。
次回は雪上。
ビーコン操作、捜索、断面観察、弱層テスト、埋没体験、ゾンデリング、搬送
をして、最後に遭難セルフレスキューシュミレーションレースをして締めくくる予定だ。

そしてアルコールセッション。
遅い時間からなので全員参加とはいかなかったが、
15名も残ってくださって有意義な情報交換ができた。
今後の展開を皆さんに理解していただき、雪上雪崩、春山、装備、ロープ、夏山、救急、そして机上雪崩へと僕の頭の中で描いている青写真の実行に大きな自信となった。

よーしがんばるぞ。

(注)漫才コンビではありません。

某HPをぱくってみました。すいません。
ここはやっぱり七横会。1次会では物足りず、2次会へ。
終わってみたら午前三時。
熱いトークに時間が経つのを忘れてました。

次回は11日。机上参加してない方でも参加可能なので今すぐお申し込みを。

参加者レポート:ただほレポートはこちら