素人企画バックカントリー勉強会をする101のコツ(笑)coba著
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開催までの流れ 1.企画する・・・まずやってみようと思う。これが一番のステップ。 計画すれば後は何とかなる。 |
ここからは今回することになるまでの経緯をお話しよう。
スノーボードを始めた時よりバックカントリーに興味があり、たまたま高校時代からの友人にやまやでもありエクストリームスキーヤーの変態がいたため相談してみたのが山に入るきっかけ。いろいろ道具をそろえ、安全度の高いとこより徐々に入ってみる(今考えると恐ろしいことを結構していたと思うが)。そしてその頃そいつに山ボード研究会っていうものがあるってことをを紹介してもらい、何はともあれ参加してみる。そして山ボ研のイベントに参加させていただき、いろんな情報を集めたり、友人を作ったりした。そしてここで吸収したことをもとに自分のフィールドで実践する。そして少しずつそのフィールドを広げていくということを繰り返す。この頃より東北でも山ボ研のような会が行われないかなーと思っていた。そしてちょうどその頃出会った七横会に入会し、定期的に練習会を開くようになった。つまり自分はベテランでもないし、権威もないしただスノーボード6年、BC歴4年という1小市民なのであるということがいいたい。また七横会も滑りにかけては昔からかなりのこだわりとスタイルを追求する最強集団(笑)であったが、本格的にセルフレスキューを学び始めたのも自分の入会後のことであるから、山のベテランでもないということを強調したい。
それから1年が過ぎ、テレマーカーの加藤氏と出会う。そしてそういう学ぶ場をつくろうと話が持ち上がる。さらにZZ千葉氏のHP上での「遠い遠いと文句言うなら自分でやりゃーいいじゃん」との言葉についに決意するがどうしたらいいんだろうって感じ。これが2001年10月。そして11月渡辺洋一氏のスライドショーでZZ氏に相談する。この時、講習会ではなく勉強会にしようと考える。だって自分らが初心者なのだから。一緒に学べばいいじゃないですか、ベテランの人が来たらいろんなアドバイスをもらえばいいじゃないですか。主催者がプロフェッショナルである必要はないのではないか?そう考えるようになってからは、腰が持ち上がるのが早かった。この発想の転換がなければ開催されたかどうかは不明。これもZZ千葉氏のおかげである。そしてこの時よりHP作成しそこで宣伝開始。加藤氏の協力のもと、12月、やらしてもらえそうなスキー場をピックアップ。いつでもいいとの返事をもらう。2002年1月、地元山形の高村氏に講師を要請、快諾していただく。ここでようやく日程決定。1月末、山ボ研MLや地元のショップにアナウンスする。そして机上会場、雪上会場決定する。
とまあほとんどぶっつけ仕事なのである。強調したいのは誰でもできるという点である。ただあまりに急な予定だったため、高村氏には無理を言ってスケジュールをあけていただいたり本当に骨を折っていただいた。また七横会はじめ、加藤氏、参加者の方にも本当にご迷惑をおかけしました。
これから主催しようという人へのアドバイスとしては、やると決めればあとはそんなに大変ではないということと、冬になってから準備をすると滑りに行くこととのジレンマに陥る可能性があるので計画はお早めにということぐらいですかな。
ZZ千葉氏や粉海MIZUNO氏のいう各地イベントの横のつながりを作って行きたいという考えに激しく同意です。そのためにも各地でどんどんしていただかないと、そういう意味で、やるのに手をこまねいている人にとっていわゆる普通の?自分らが主催したってことは意味があったのではないかな?って思わせてもらえるように各地で盛り上がりましょう。
最後に、高村さん、加藤さん、ZZ千葉さん、水谷さん、七横会の同志、そして今回お付き合いして下さった参加者の皆さんありがとうございました。これからもよろしく御願いします。いや、皆さんにはよろしくしていただく義務があります(笑)。