山を滑る勉強会 救急法1

救急法1が7月8日無事に終了いたしました。今回のレポートは成田氏のものである。それではその一部始終をどうぞ。


い・い・いやっっほぉぉぅぅい!!!皆様ご苦労様でござる。
レポート担当の成田・セクシャルハラスメント・忍です。ウイットに富んだレポート期待しないで下さい・・・。なにぶん長い文章書くのって高校の作文以来なんだもーん。
今回は、雪崩に巻き込まれた後、ビーコン操作で救出後に呼吸停止・心停止に陥っている場合を想定しての講習でした。
さて、今回の講師の先生は武田聡さん(山形市救命救急士)ですが、いや、こういう方でいがった〜。ガッチガチな真面目な人だったら、質問もしずらいもの。すんごくフレンドリーな雰囲気を醸し出しつつ、爽やかな人でした。

講師の武田さんの自己紹介が終わった後、まずは、21分間のビデオ視聴・・・。実際に救急車到着の前に、その他の人の心肺蘇生を受けて助かった良い例を挙げて、手順や時間経過に伴う脳の壊死と心停止後の救命率をグラフ化したものを紹介したり・・・。はっはーん・・・。ふーん。そんな状態になった人は舌根が沈下して気道をふさぐのか・・・。脳は酸素が供給されなくなってから3分後位から壊死するんだ。心停止後3分もたつと救命率は50%にも下がっちゃうんだ・・・。

ビデオの後は実地手技を含めた講習・・・。ちなみに手順を復習しておくと、

1.意識確認をする。(3段階で小中大の順に刺激を強くして)
2.救急車を呼ぶ(依頼)
3.呼吸確認
4.気道確保の後、人工呼吸(500〜800ml)2回
5.呼吸、咳、胎動いや体動確認
6.心臓マッサージ15回
7.5と6を1サイクルとして4サイクル行う
8.5と同じ。この後2・4・8分毎に確認
9.息を吹き返すなど反応があった場合(回復体位)を取る

9の後でも、また呼吸停止等になる場合があるので気をつけて観察する事。

こういう説明があった後、やってきました実地手技!!

1番目は七横スポンサー・・いやいや、七横キャプテン小林氏。ここで講師の武田さん、素晴らしい一言を発してしまいました。「うまいですねー。」と、ここまでは良かったのに、「いやドクターでも心臓の位置勘違いしてる人って居るんですよねー。嘆かわしいというか・・・。」みんな爆笑!!だって小林氏はこの春からドクターなんだモーン!!この後は武田さんも警戒して、ツルコさんの時には「うまいですねー。・・・ドクターじゃないですよね?」とちょっと疑心案気に・・・。この後はみんな順調に実地を行ってましたが、また事件勃発!タダさんの時に、何故かタダさんが、じっと講師の武田さんを見つめている。武田さん「始めて下さい」タダさん「ガーゼ準備して下さい。」武田さん「あっ!!!」みんな大爆笑!!!武田さんも一言「指摘されたのって初めてだ・・・。」この一言もみんなの笑いをひきだしました。  そして、とうとう来ましたよ。私の番が・・・。さぁ開始!!っと思ったら、武田さん一言「あっ、セクハラ君か」私「・・・へへ(ニヤリ)」なんでセクハラかって?皆さんご存じの通り、好青(中)年の私がそんなセクハラだなんて・・・。ありえません。何かの誤解ですな。証拠を出しなさいょ証拠をっ!!

その後、余った時間を利用して簡易的な搬送の仕方や担ぎ方も教えていただきました。でも、1人で人を担ぐ時の担ぎ方はちょっとHくさかった・・・。思わず「優しくしてね・・・」と言いそうになる。
と言う訳で、講習会第1部は終了してQ.C.にて第2部開始!!今回は1部に参加して下さったほとんどの方に参加していただき大盛況!!ちなみにウチのテーブルだけ何故かみんな腹を空かせたオオカミ化してました。「ぽんぽんぱんぱん」っちゅう事で、アルコールも回ってきたし、ここで熱帯夜のごとく熱いトークセッションがメイクされたとかされないとか・・・。危ないですな・・・、「何を買う」とかそう言うネタは。欲しくなるでしょ。その後、第3部を某焼鳥屋で繰り広げられ、この頃には私の意識は千々に乱れ、次の日の仕事のことはすっかり忘れておりました。のりちんさん、今度BBSに書き込みしますね。
こんな感じで、気づけば午前2時。と言うことで、翌9日の朝は見事にお寝坊だったとさ・・・。

「心停止・呼吸停止の人に何もしなかったら間違いなく死ぬ。自分で勝手にもうダメだと決めつけずに心肺蘇生をすれば息を吹き返すかも知れない。」
でも、僕を助ける時、足を使って心臓マッサージをしないでね。肋骨バラバラになっちゃうから。