1284峰(SuperMagicFace)


2005/02/27  メンバー:会長、まこりん、coba、フォトグ

いやぁー今年は調子いいねぇー。なんたってゲレンデはずれないもん。
そひて、この週末もまた荒れそう。。
さてどうしましょ。どんなゲレパウルーチンでと検討していたが、
どうもあんまり県内降らなそう・・・。冬型は冬型だが、少しは抜けるんではないかと、お山行きすることに。
場所は、もちろんMagicFace。
この前敗退しているし、今後の黄砂&高温後の粉対策に、一度具合を見ておかなければというのが、決定の理由。

久しぶり(本当に久しぶり)の会長も加わり、前夜から作戦会議。
早めに酔っ払って寝る(会長&マコリンはなにやら朝まで生トークしていたらしい・・・。)

あけて早朝。支度をすませ、さくっと登山口に。
この前は、ここから稜線でるまでで敗退したんだっけ。
はて、今日は・・・・。

藪OK!でも、ひざラッセル。。
無事に稜線に到着するも、いつもと様子が違う。
そう、稜線がカタクナイ・・・。
いつもなら風で雪がすっとばされた稜線を駆ける様にスイスイいけるのだが、
な・なんとラッセル??脛〜膝・・・。

ここがラッセルとなると正直ツライ。だって結構この稜線長いんだもん。。

日も射してニンマリ

と、ブーブー言いながらも、予想通り視界も抜けたりして、テンションあがりながらハイクアップ。
結局いつもより、一時間弱余分にかかりMagicFace上部に到着。

1284峰西斜面

結局全てラッセル有りのコンディション。
したらば、当然、上部から覗いたMagicFaceはパーフェクトのパーフェクト。

だって他がダメな時でもMagicでコンディションがいいのに、他がダメでない時は・・・。
ん?でもまてよ。これってひょっとして・・・なんとなく悪い予感がする。

はて、今回の山行の意義としては、MagicFace(北斜)のコンディション調査もあるんだが、
西面、北面とこの2年間でやってきて、まだ見ぬ東斜面の調査が第一目標なのである。
実は、地図見ても絶対ここがおいしそうなのに、斜面を見ることすら初めてなのである。
だって、この東面は、行った時はいつも視界悪く、目の前に視界の効くMagicFaceがあるんだもん。
そりゃ行かないでしょ。普通。
しかして、今回は時々ホワイトアウトするものの、時折視界もパーっと晴れる。
んだらば見ましょと、さらにラッセル。

ん・・・・ウォー!
ここはどこ?ヒヨ?尻?というような、パーフェクトな地形。
一気にテンションあがるも、まずテストプロファイル。
CTM4〜5@50 SC
ん・・・予想通り。
まずは、撮影ポイントまで、尾根上をフォトグが降りる。
やべぇー極上すぎるクリミーな粉。。最高の雪質。
んでもね。滑走ラインはRiskが高い。
んでわ、スキーカット。
・・・・・・・・・・・・
スパーン。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん・・・・・・・、予想通り。滑るとこありません。
潔く撤退決定。
尾根を降ろしているフォトグを迎えに、数ターン下降。
雪はやっばいマジャン状態。
もう良すぎてワケワカメ状態・・・。
戻りのラッセルが辛かったのはイウマデモナイチンゲール。

coba@数ターンの至福

んで、またラッセルして(もうトラックはすっかりMagicで消えとります)、MagicFaceへもどる。
ここで完全にホワイトアウト。
気にせず歩いていたら、1284峰ピーク付近へ来てしまった模様。
コンパス出して軌道修正。
しかし、ここでGPS持っていたことに気付く。
買って以来初出動(笑)
コンパス通り!(当たり前だけど)
と、文明の利器に感動しながら、MagicFace上部に到着。
再び積雪観察するために、移動中、クラスTDATA散見。
今日は撤退!
と、一同納得の下山。

SideWinder3兄弟@信号(笑)

6時間歩いて、滑りほとんど0。
まぁーこんなこともあるさと、結構つり気味の足でゲレンデを数本。
レイバックしようもんなら、つったまま戻ってこれまへん。。(笑)

というわけで、本日の調査結果。
東斜面は北斜より、いいマジシャンがいるらしく、超魔術が見られる。
ならば、東斜面は、SuperMagicFaceということで(笑)
OPENあり沢ありボウルあり。
MFおよびSMFがあれば、春が来てもマイペンライ!?