姥が岳    2003/12/8     text by coba


メンバー:まんずKATO、まこりん、たんの、coba、まーやん、つるこ

結局この間の初滑り後、まとまった降雪もなく、むしろ減っているのではないかという状態で推移した県内。
どこのスキー場も、もうお手上げ状態なわけで・・・こちとて、お手上げ状態。
肝心のお山にすら降らないという、暖かい師走を迎え、ますます酒びたり状態。
んだらば、出張にでも行こうと、東京に出張に向かったのであった。
したらば、たまたまその日は、Largo様の20周年パーティーとやらで、まんずいっぱい。
お仕事終わって、ほんでいっぱいと向かうは、そう麗しの名店『蘭苑飯店』なわけです。
そんなこんなでヘベレケになっていると、
どうやら東北地方では人工降雪機を使い早いシーズンインで定評のある
箕輪スキー場がOPENするという・・・。
んだらばいかねば。と、翌日始発の新幹線に不眠で飛び乗った。
zzzzz
“着いたよ!すんごーい!”
・・・と、さっきまで隣でドリカムを熱唱していた同乗者が呟く。
なになに降ってんのか?バフバフか?と体を起こすと・・・・。
ワタクシがなめておりました・・・ゴメンナサイ。と、Uターン。
すっかり意気消沈し、風呂入って寝ていると、マコリンより・・・。
“ほれっ降ってきた♪降ってきた♪ソレル!ソレル!”と連絡が。
そして、数分もたたないうちに、出陣が決まったのであった。

んで、出撃の日、天候はいまいち。光はなんとかあり、視界もそこそことれそう。
あんまり高望みはできないが、うまくいってあそことあそこと・・・んでもってあそこはやれそう♪
昨日は、結構人入っていたらしく、情報はそこそこあがってきている。
天候悪いが、雪はかるーくいいかんじとのこと。否応なしにテンションがあがる。

時折、薄日も射す中、MAX膝下のラッセル。
感謝しつつ、先行者のをいただく。
メンバーは前回の初滑りpart2のメンツに加え、丹野氏、つるこ、
待望のガールズアルペンスキーヤー“まーやん”の計6名。

小雪の舞う中、2.5時間後休憩地に到着。
視界悪いせいもあり、先行者は見えず。
それにしても、トレースを見ていると、チームワークの良さを
感じるパーティーだね、と、マコリンと話す。
上部に行くにつれ、天候が悪化してきた。
そのうえ、風も強まり、時折体もよろける。
“そうそう、この感じ”
“冬がきたねー。”と、お肌も心もウキウキです。

この積雪量なら、スラッシャーで良かったと
内心安心する。

そんな冬の気配に、マコリンと喜びながら登っていると、先行者が降りてきた。
“こんにちわ・・・。”なんとこれから加速してというところで、止まってくれた(涙)
新潟よりおこしの、伊藤さん、林さん、山里さんというパーティーであった。
本当に感じ良くお話していただき、寒風が頬を叩く中、こころの温まる思いがした、coba&まこりんでした。
(ありがとうございました、またどこかで・・・)

視界もとれなくなってきており、また雪は飛ばされ当初の予定ポイント方面にたまっているのか、
視認取れる場所には、あまり楽しい斜面がなかったため、さっさと降りることにする。

んでも・・・・雪質はぐへへ。
ようやっとシーズンインって感じ。これですよ、これ。ぐわっ、ぶっはっ、ぼっふっ・・・・。
あまりの気持ちよさに、自分らの滑走写真は放棄。
他のメンバーの写真も、レンズが吹きつける吹雪にぐちゃぐちゃで残ったのが、まーやんの写真のみ。

Rider:Ma−yan
まずまずの雪質に思わず笑みもこぼれる

下山後、各地のスキー場の一部OPENの知らせが・・・。
水沢温泉にひたりながら、いよいよ来る冬への期待感に、それぞれ思いふける一行であった。