姥が岳 2003/1/4 text by coba
メンバー:まんずkato、まこりん、ふる、ひろし@NO TRACK、つるこ、coba
ようやく冬の気配なんて言ってた前回文庫より、はや1ヶ月が過ぎようとしている。 本来ならば、もう『あそこ最高!だったぜ』だとか、『今年も当てるべね』だとか、POWDER自慢話だらけ。 なのだが、いかんせん、全く冬将軍さまはおいでにならず、変わりに梅雨前線さまが来ているかのような陽気。 そのうちそのうちと、酒に奔っていたが、いいかげんそんなごまかしでは通用しない程のストレスに襲われている。 こんな時こそ、しっかりゲレンデでの練習が何より大切なわけで・・・。 春のようなゲレンデで練習していたわけで・・・。 そろそろお山にも行きたいと思っているわけで・・・。 んでも、雨降ったり、ガスで見えなかったりと、お山に登れなかったわけで・・・。 正月2日から我が家にプチ家出中のまこりんと待ちに待って。 んで、やっとこさ、そこそこ良さそうな日が来たというのが、4日なわけであります。 |
朝、目が覚めると久しぶりの晴天。お山もくっきり見えております。
久しぶりにがっつり冷えた為、路面はつるつる。あっちこっちで車がオーバーランしてます。
ポイントに近づくにつれ、さっきまでの好天が嘘のように吹雪へと変わり、車止めに着いた頃にはホワイトアウト。
おまけにビュービュー突風が吹いているではあーりませんか?
んでも、神様はストレスフルな我々の心を知ってか、徐々に雲を振り払ってくれて、時折、晴れ間ものぞく様に。
んだらばと、出発態勢に入ったそのとき。
BRU・・・・・NNNNNNと、見たことのある車が・・・。
そうPOWDERチーム、くろさん、あだちさんが到着。今季より導入したテレマークでの散歩に来たらしい。
『あれっ奇遇だねー』なんて言いながら、猛スピードで準備をしている。
登り始めると結構なラッセルである。 スノーシューで深いところで腿上のところも・・・ 交代でラッセルするが、なんともスキーの 浮力はでかい。 |
思いのほか軽い雪と久々の青空ににんまりするまこりん |
その後、高度をあげるにつれ雪質が変化していく。
なんかあまりよろしくないよう・・・。
やっぱり2日の姥沢小屋でも雨っぽかったといのは本当だったようだ・・・。
上部の状況を見ながら、本日のスロープをイマジン 予想していたスロープビューとは違う為、しばし熟慮するcobaの後姿。 そんなこんなしているうちに、どんどん天候は悪化。 徐々に視界も悪くなってきた。 視認性重視で、適度なところまで高度をあげ、滑る準備をする。 雪は、重めだがスプレーはあがりそう。 |
1本目 左:ふる 右下:くろさん 左下:あだちさん |
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1本目 左上:まんず 右上:つるこ 左下:ひろし まるでベクターグライドの宣伝のような つるこのソールスライド ナッシーのようで、パールっぽくもある そんな感じ |
まこりんシークエンス |
時折晴れ間もでました。 Rider:つるこ Photo:くろさん |
1本目を終え、予想以上のバフリ具合にそこそこ満足な面々 |
そして、2本目。
ポイントに到着するも、まだまだブッシュがうるさい。
スキーチームとボードチームは分かれて降りることに。
rider:まこりん@2本目 | rider:ひろし@2本目 |
rider:coba photo:ひろし ブッシュがうるさく気持ちいいところは、あっというま。 とはいえ、脳汁でました・・。 |
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このまま下まで続けーと祈るも・・・。 今季より乗るF68のインプレッションは、 まだまだこれから。 |
さて下山を開始するも、降雪不足なのか、はたまた、異常高温のためか、
予定のルートがとれず、エスケープルートにて下山することに。
こういった、行程も本当にいい勉強になります。
この日は、月と夕景のコラボレーションが幻想的でした。 『スラッシャーとMOON&SUNSET』 |
そんな撮影していたら、すっかりあたりは暗くなっていました。 |
下山後、水沢温泉に入浴。
寒河江市内でラーメンを食べ、眠気ばんばんであるも・・・。
さらなる粉雪を求め、今降ってるよーという、八甲田へ向かう、coba&まこりん&つるこであった。
ほとんど勢いであるが・・・。
おわり