鳥海山(滝の小屋泊)     2004/3/20・21     text by マコリン


メンバー:フル、マコリン

20日
ナリポンが直前に風邪でリタイヤとなり
(ボクなら仕事を休んででも風邪を治すのだが・・・)
フルと米沢衆二人旅となりました。
0:00頃、大台野T字路に到着。
軽く晩酌して、仮眠することに。
この時点で去年とはあきらかに積雪量が少ない現実を知ってしまった。

朝5時に起きて朝食を摂りながらパッキングを済ませ、
6:00に大台野T字路を歩き出した。
天気予報とは裏腹にどうも、すっきりしないお天気。
薄曇りで小屋上部の斜面もガスの中でまったく見えない。
が、事前に魔王からの愕然とする情報が入っていたので、
あまり見たくない気持ちが強かった。
ので、この際どうでも良い。

10分ほど歩いた頃・・・フル「ごめん、ビーコン忘れた・・・」
ボク「あっ、そう。ハイ(鍵)」
フル、一人ウォーミングアップにて、さっそく息切らす。
3時間ほどで滝の小屋に到着。
今年は荷上げ物資(酒宴物資)がタンマリあるので、
いきなりプシュっと乾杯。
Mの会じゅんぺからの献上酒も一缶あったので勝手にありがたく頂戴した。

相変わらずガスが抜けない。
さて、どうしましょ・・・と、
小屋下周辺斜面でサクッと遊び、しょうがない?から真っ昼間から呑むことに。
水作りしながら、ひっぱりうどんでまた乾杯。
んで、しょうがない?からラジヲで昼寝。
15:30、突然おやっさんに起こされ「まんず呑め」
と、寝起きにいきなり日本酒を呑まされる。
もーそこからは、呑む呑む・・・。
フルは早々に撃沈してしまった。

話しを聞くと、どうやらこの日は山の会の打ち上げだったらしく、
盛大に宴の準備がしてあったそうな。
遠慮なくボクも仲間にいれさせていただき、
ありがたく食事と酒をたんまりとご馳走になりました。
しかも驚いたことに、
先週のMagicFaceCampの時に山の目的は違えど、
同じエリアにて雪洞泊していた方と偶然にも再会したのです。
お互いビックリではあるが、不思議なもんだなぁ。

そんなこんなで酒もおいしく進み、
重鎮の方々の色々な山話、
山の歌、
更にはオカリナ
と満点の星空で、夜は更けていきました。

21日
5:30、起床するも、ガスってるので二度寝してみる。

6:30、どうやら明るくなってきたので、定番ちらし寿司で朝食。
鳥海山を背に、庄内平野を見下ろして爽快に●をして、
8:00、雪面というよりも氷面のような斜面にむけてハイクアップ。
一段登ったところからスノーボードにはありえない斜面状況に。
んだらば、終〜了〜と。
一応リセットなっている小屋上斜面と小屋下斜面をサクッと滑り、おしまい。










←一見、白いが














←真っ黒で・・・。













←おまけに氷・・・。
写真上左 Rider:ふる
写真上右、中左 Rider:まこりん
写真下 本日のruwe
10:30、小屋で荷物片して撤収。
帰り際、偶然にもじゅんぺクルーと遭遇。
ビールのお礼を言って、
テンション上げて宮様コースを快調に滑り降りる。
やっぱり滑るのはあっという間で11:00には大台野に到着。

道路わきに出てたフキノトウをむしり採り、
鳥海荘にて湯に浸かり、
ケ○ちゃんラーメンにて、長さんのこと偲びながら大盛りを食し、無事帰米となりました。