1284峰Magic Face Camp    2004/3/13、14    text by coba


メンバー:マコリン、OGA、COBA

♪黄砂に吹かれて・・・きこえるー歌はー・・・
  忘れたくて忘れた、なくしたくてなくした、ツライ恋(粉)の歌。
  もうー蜃気楼なのかもしーれなーい、片思いかもしれなーいー
  あなたに似てる人(湿雪)もいるーのに、あなたより優しい男(ざらめ)も・・・。
  砂の数よりいるのにねー・・・・旅人・・・・(あーまだ、粉喰いてぇー)
                         〜黄砂に吹かれて 工藤静香1989〜

って、いくら俺が工藤静香の大、大ファンだからって、
いくら夕焼けニャンニャンのエンディングテーマ曲のAGAINを小学時、クラスの朝の会の歌に無理やりしたからって、
いくらなんでも、黄砂が吹くには早すぎるっちゅーの!
ただの霞目かと思ってサンテFXをさして、キターって織田裕二ばりにいったところで、黄色いものはとれない・・・。
今回はマコリンと、テント泊ツアーを企画していたところに、平日組のOGAが参戦しての、
同級生トリオ(teamS50)の初めての山行だっていうのに・・・・・。
そんなこんなで、行き先選びは難航したが、スカッとは抜けなそうな天候と、あくまで粉狙いという観点から、
マジックフェイスに行き、マジックは本物なのか確かめに行くということでまとまった。

AM7:00、お泊りグッズに加え、快楽おもちゃ、研修用器材と、荷物満載でハイク開始。

ハイク開始1時間後くらいより、徐々にガスが立ちこめだした。
AM9:30、テント設営地に到着。
今回は、2人用テントに3人での宿泊なため、
なかなか窮屈であり、テント内での飯炊きはなし。
代わりに、ダイニングスペースをツェルトを使った半雪洞にて設置した。

設営地は、マジックフェイスのすぐ脇。
周囲の状況から、この時点でもうすでにマジックフェイスのマジック(粉雪)を
味わえると確信しているが、ガスにより有視界滑降が厳しそう・・・。
さっさとテントを立てて、サクッとワンランしちゃいますか?
と、急いで準備するも完成した頃には、雪が降りだしてきた。
しかも本格的に。
おまけに、強風&雷。

かなりの雷恐怖症のcobaの提案により、しばらく停滞することに。
窮屈なテント内で、ラジオを聴きつつ過ごすが、
気温も低下してきて、さらに、狭いから座っていることさえ疲れる為、
シュラフに入ることに。
・・・・・・zzzzzzz・・・・・・・


←今にも寝そうなOGA@停滞中
『おいっ!起きろ!明るいぞ外が・・・。』
と、偶然起きたマコリンの声で、かなり熟睡モードだったクルーは跳ね起きた。
時計は14:30。
3時間以上も寝ていた・・・。
マコリンが起きなければ・・・・と考えると、ゾッとする。

さっさと準備をすまし、ドロップポイントへ急ぐ。
風は相変わらずだが、視界はある。
おまけに結構降ったようだ。(えびす顔)

時間も時間だったので、tenkonosawaとCBをさくっと滑って終了とする。

1段目:Rider マコリン@tenkonosawa
2段目:Rider OGA@tenkonosawa
3段目:Rider Coba@ CB
4〜5段目:Rider マコリン@ CB

YEAH!POWDER!やっぱす、ぎもぢええ。

んで、夕飯タイムへ。メニューは、だいたいいつもの感じ。
マーボー春雨丼に、ごぼうサラダ、ポテトサラダ、味噌汁。
当初から比べると、段取りも良くなり、だいぶ慣れてきた。

快楽ドリンクをグビッとひっかけ、
シュラフにもぐりこみ、お楽しみラジオタイムへ。
しかし、あれだけ寝たのに、
島谷ひとみ“ひとみEye-land”にてみな撃沈・・・。

その後、テントの形からはみ出している、
両脇に寝たcobaとまこりんの半身寒気以外は、快適快適。
真ん中に寝た、ogaのおちる早さには正直びっくりだった。

AM5:00起床。Weather Observation。視界悪く、また寝ることに・・・。

AM7:00 時折、日も射すので、朝食をとり行動開始する。
本日は、研修やNEW SLOPEの開拓等
スケジュール一杯であったが、なかなか視界よくならず、
Birthday、tenkonosawa、CBと粉滑走をして、下山することにした。
Rider:マコリン@Birthday  ちょっと風あわずカタメなコンディション

徐々に天候も回復し、一気に青空に。
みるみる粉が、腐っていく。

Rider:OGA
Location:CB
Rider:マコリン@CB    まだ腐らないでくれー
Rider:coba
Location:CB

最後かもしれない粉をメローに
にんまりエビス顔・・・自然といい顔になってきてしまいます。
やっぱりマジックフェイスはマジックであった。
この週末は、寒気が入ったから、どこの山もPOWDERはあったであろう。
しかしである。
積雪層をみると・・・・。
ん・・・・マジック。