覚悟はしていたものの、お釜は観光客の黒だかり奇妙な目で見られつつ、観光客の間をぬって歩く。
それにしても地面がゆるい。ブーツはすでにまっちゃっちゃである。
さらに乾燥した砂がコーティングし泥が2層・3層になっていく。もはや衣特大フライ状態。
なかなか良さげな所を見つける。
入念にファインディグした結果、ここを滑ることにする。
撮影のため僕が先に下りる。頭上には最高の青空が広がっている。
こないだの月山のような失敗は、例えトラブルだとしても許されない。
僕の手に緊張が走る。
そして加賀さんドロップイン！この季節にしてはなかなか走る雪質だ。
降りてくるとお決まりの「いぇーーい！！」が出る。
なにやら周りを観察すると、僕たちが停止したポイントよりさらに下まで滑走できるようなところもあった。
来シーズンにつながる大きな収穫があった1日でした。